米国株公益セクターに興味あるけど、どんな銘柄があるんだろう?
高配当銘柄を知りたい!
こういう方に向けて
アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティ(AQN)は銘柄分析して紹介します。
アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティ(AQN)はカナダ本社の公益事業会社です。
電力の送電事業をメインとしています。
公益セクターではネクステラエナジー(NEE)も銘柄分析していますのでこちらもどうぞ
AQN時価総額は1兆700億円程度で公益セクターでは比較的大きな企業に分類されます。
あまり聞きなれない会社ですがポテンシャルが高い企業だと考えています。
アルゴンキンパワー アンド ユーティリティAQN 株価概要
名(和文) | アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティーズ |
社名(英文) | Algonquin Power & Utilities Corp |
ティッカー | AQN |
設立日 | 1988年8月 |
本社所在地 | カナダ:オンタリオ州 |
従業員数 | 3946人 |
セクター | 公益事業 |
配当利回り | 7.1%(2024.3) |
配当落ち日 | 3/6/9/12月 |
企業URL | http://www.algonquinpowerandutilities.com |
アルゴンキンパワー アンド ユーティリティAQN事業内容
アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティーズはカナダの電力会社。
電力の発電、送電、配電事業に従事する。
従来の発電に加え、太陽光発電や水力発電も行う。
米国とカナダで送電事業と天然ガスのパイプライン輸送を展開する。
2025年までに1.6 GWを超える持続可能な新しい風力および太陽光発電容量を実現目標としており2021年から2025年末までに94億ドルの設備投資計画。
業績
売上高は顕著に上昇傾向で推移しています。
公益セクターは不況に関係なく売上は安定している反面、設備投資費用が大きいため利益率に波があります。
AQNキャッシュフロー推移
公益セクターは設備投資が多く必要でフリーCFがマイナスになる傾向。AQNも大規模な設備投資計画しているためフリーCFはマイナスです。
一般的に配当金を出す源となるフリーCFがマイナスになると減配する可能性は高いですが、公益セクターは事業的に安定していますので心配はする必要ないかと考えています。
アルゴンキンパワー アンド ユーティリティAQN減配を発表
2023/1/12に業績悪化の影響から四半期配当を普通株式1株あたり0.1808ドルから0.1085ドルに引き下げると発表した。ケンタッキー・パワー社の買収が悪影響を及ぼすとして株価が軟調に推移しました。
連続増配株として期待されていたので減配はかなり厳しいですね。。。
アルゴンキンパワー アンド ユーティリティAQN年間配当金実績
年間日付 | 1株配当 |
---|---|
2019年 | 0.55 USD |
2020年 | 0.61 USD |
2021年 | 0.67USD |
2022年 | 0.71 USD |
2023年 | 0.43USD |
2024年(予) | 0.43 USD |
2023年から残念ながら減配しております。10年以上続いた連続増配年数は途切れてしまいました。
アルゴンキンパワー アンド ユーティリティ配当月
アルゴンキンパワーユーティリティーの配当月は3月、12月、6月、9月の計4回あります。
配当利回り 実績配当性向
減配が発表されても7.0%以上あるのはすごいですね。
配当性向が1446.7%でとんでもない数字になっています。これはいつ減配されてもおかしくない危険な数字です。
同公益セクター 【ED】【SO】トータルリターン比較
- ポートフォリオ1
-
アルゴンキン・パワー・アンド・ユーティリティ(AQN) 【時価総額:6200億円】
- ポートフォリオ2
-
コンソリデーテッド・エジソン(ED) 【時価総額:4兆5700億円】
- ポートフォリオ3
-
サザン(SO) 【時価総額:11兆2000億円】
最初に1万ドルをそれぞれに投資した、2000年~2021年同セクター高配当銘柄のトータルリターン比較です。
アルゴンキンパワーユーティリティーは2022年まで大手2社をアウトパフォームしていましたが2023年に入り大失速。株価も冴えない状況が続いています。
アルゴンキンパワー アンド ユーティリティ (AQN)将来性
財務関係を見ると負債比率が高いのが将来性において懸念されるところだと考えます。利益成長も鈍化して直近では下落傾向なので、高配当銘柄を探すのが他を探した方が賢明だと思います。
アルゴンキンパワー アンド ユーティリティ (AQN)まとめ
- 高配当銘柄でインカム期待できるが減配リスクが高い
- 株価が低迷しており、その他高配当銘柄を優先した方が良い
- ESG銘柄でクリーンエネルギー銘柄。将来性はある。
※最終的な投資判断はどうか自己責任でお願いします。
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