AMD株価がなぜ上がらないのか?今後の見通しを2026年決算と10年後シナリオで徹底解説

AMD株価がなぜ上がらない

※この記事にはプロモーションが含まれています

「AMDの株価ってなぜ上がらないんだろう…」「決算は良いのに、なぜか伸び悩む…」そんな疑問を持っている投資家は多いはず。

実はAMDは2025年〜2026年にかけて何度も「好決算なのに株価下落」というパラドックスを経験してきた。しかし、2026年5月の第1四半期決算で流れが大きく変わりつつある。

本記事では、AMD株価が上がらなかった本当の理由から、今後の見通し、10年後のシナリオまで、最新データをもとに徹底的に解説していく。


目次

AMD株価がなぜ上がらないのか?背景にある3つの構造的要因


AMDの株価が伸び悩んだ最大の理由は、「期待値が高すぎた」ことにある。2025年第3四半期決算では売上92億ドル、EPS1.20ドルと予想を上回ったにもかかわらず、発表後に株価は時間外で約3.7%下落した。表面的には「ビート・アンド・レイズ」という文句なしの内容だったのに、なぜ売られたのか?

理由は3つある。

ひとつめは粗利益率の問題。AMDの粗利益率は約50%前後だが、NVIDIAは約70%超を維持しており、約20ポイントの差がついている。AIチップという同じ土俵で戦っているのに、儲かり方の構造がまったく違うわけだ。

ふたつめはOpenAIとの契約をめぐる不安年間数百億ドル規模の供給契約が決まった一方で、OpenAI自体の収益化スピードに対する懸念がくすぶり、AIインフラのROI(投資収益率)に疑問符がついた時期があった。

みっつめは純粋なバリュエーション過熱。2025年10月には1ヶ月で6〜9割という急騰を経験し、PERは40倍超まで膨らんだ。利確売りが出るのは当然の流れだった。

つまり「業績が悪いから上がらない」のではなく、「期待が業績を先回りしすぎた」というのが正確な見方になる。


AMD 決算 2026 第1四半期の中身を読み解く

2026年5月5日に発表されたAMDの2026年第1四半期決算は、これまでの停滞ムードを一変させる内容だった。

主要な数字を整理すると次の通り。

  • 売上高:102億5,300万ドル(前年同期比+38%)
  • GAAP純利益:13億8,300万ドル(同+95%)
  • 非GAAP EPS:1.37ドル(同+43%)
  • 第2四半期売上高ガイダンス:112億ドル(市場予想105億ドルを上回る)


特にインパクトが大きかったのが第2四半期の売上見通し。アナリストの平均予想を約7億ドル上回るガイダンスを出したことで、市場は「AI半導体市場でのAMDの存在感がついに数字に現れ始めた」と受け止めた。

決算発表後の時間外取引では、終値355.26ドルから一気に414ドルまで上昇し、+16.5%の急騰となった。これは過去のAMD決算でも屈指の好反応だ。


四半期決算で大きく動く米国半導体株の動向は、ハイテク大型株全体のトレンドとも連動する。米国を代表する大型グロース株の動きをまとめてチェックしたい人は、こちらのFANG銘柄まとめ記事も参考にしてほしい。


AMD 株価 急騰の引き金になったOpenAI契約と最新動向

AMD株価の急騰を語る上で外せないのが、2025年10月に発表されたOpenAIとの戦略的パートナーシップだ。

契約のポイントを整理しよう。

  • 6GW(ギガワット)相当のAMD Instinct GPUを複数年で供給
  • 2026年後半に最初の1GWを稼働開始(MI450シリーズ採用)
  • OpenAIはAMD株を最大10%取得できるオプション付き
  • 年間数百億ドル規模の収益貢献が見込まれる


この発表の翌日、AMD株は約30%急騰した。さらに2025年12月にはMetaとの間でも最大6GW規模のGPU供給契約が結ばれ、Heliosアーキテクチャを軸にした次世代AIインフラの主要プレーヤーとしての地位が確立された。

AI半導体は単独銘柄での投資に加え、ETFを使った分散戦略との相性も良い。AI・半導体テーマに分散投資したい人は2244 グローバルX US テックトップ20 ETFもチェックしておくと選択肢が広がる。


AMDとNVIDIAの違い 投資家が知るべき決定的な差

AMD株を語るときに必ず比較対象になるのがNVIDIA。両社の違いを正しく理解することが、AMD投資の判断材料として欠かせない。

主要指標で比べると次のようになる。

項目AMDNVIDIA
時価総額(2026年5月時点)約6,000億ドル約5兆ドル超
粗利益率約50%約70%超
データセンター売上(直近Q)約40億ドル規模約411億ドル
予想PER約42倍約29倍
AIサーバーGPU市場シェア約10%目標約86%


NVIDIAは独自のCUDAエコシステムでソフトウェア面でも圧倒的な堀を築いている。一方AMDはROCmやOCPといったオープンスタンダードで戦っており、「価格性能比」と「囲い込みされない自由度」が武器だ。

長期で見るとNVIDIA一強体制が続くのか、AMDがシェアを2割、3割と伸ばすのか、ここが投資判断の分岐点になる。

NVIDIAの最新動向や投資判断について詳しく知りたい人は、NVIDIAの株価分析記事も合わせて読んでおくと、両銘柄の比較がより立体的に見えてくる。


AMD 株価 10年後 長期シナリオと注目ポイント

AMD株を10年スパンで考えるとき、複数のシナリオを想定しておく必要がある。

強気シナリオ(2030年までに株価700ドル超)
AMDが純利益率25%を達成し、AIチップ市場で10〜15%のシェアを確保した場合、純利益は約390億ドルに拡大する可能性がある。PER30倍を適用すると時価総額は1.16兆ドル規模、株価は700ドルを超える計算になる。Nasdaqの試算でも「4,000億ドルのAI GPU市場で10%取れば株価427ドル」というシナリオが提示されている。

ベースシナリオ(2030年までに株価400〜500ドル)
NVIDIAとの差は埋まらないが、データセンターCPU・GPUで着実にシェアを伸ばし、年率20〜25%の売上成長を維持するケース。アナリストの平均目標株価が約290〜305ドルに収束していることを踏まえると、現実的な落としどころと言える。

弱気シナリオ(株価200ドル前後で停滞)
AIインフラ投資が予想より早くピークアウトし、粗利益率も改善しない場合。HSBCのように「生産能力制約で利益上昇余地が限られる」と判断するアナリストもおり、このリスクも無視できない。

10年後を見据えるなら、AI・半導体・クラウドという3つのメガトレンドへの理解が欠かせない。テクノロジーセクター全体の長期見通しは、テクノロジーセクター投資戦略記事で詳しく整理しているので、AMDだけでなくセクター全体の文脈で投資判断をしたい人は参考にしてほしい。


まとめ AMD株を長期保有する判断基準

最後に、AMD株を判断する上での要点を整理しておく。

  • 「上がらない」の本質は期待値の高さ:好決算でも売られたのは、業績よりも期待が先行していたため。粗利益率の差や競合構造を冷静に見る必要がある
  • 2026年Q1決算で潮目が変わった:売上高+38%、純利益+95%、Q2ガイダンスも市場予想超え。OpenAI契約の効果が数字に現れ始めた
  • 10年後はAI市場のシェア次第:強気で株価700ドル超、ベースで400〜500ドル、弱気で200ドル前後と幅は大きい


AMDは間違いなくAI半導体市場で2番手のポジションを確立しつつある。ただしNVIDIAと比べた粗利益率の差、契約の履行リスク、バリュエーションの高さなど、長期投資家として把握しておくべきリスクもある。

短期の株価変動に一喜一憂せず、AI・データセンター・PCという成長ドライバーが本当に5年〜10年続くのかを冷静に見極めて判断していこう。

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではない。最終的な投資判断は自己責任で行ってほしい。

米国の個別株をするならmoomoo証券が使いやすい



moomoo証券は世界2,100万人以上の投資家に愛用されているアメリカのシリコンバレーで誕生した証券会社。

僕がもっとも使いやすいと感じた点は業界最安水準の手数料の安さ

※主要ネット証券 ( 口座数上位 5 社:SBI 証券、au カブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券 ) で比較。 (2023年10月1日時点 )

なんと約定代金の0.088%と魅力的な水準に。(ベーシックコース)


個別株で売買を繰り返すと取引手数料がバカにならないので手数料が安いのはとても嬉しいですね。

>>>>>>moomoo証券のホームページ

そのほかにもmoomoo証券の特徴は4つ。

  • ①24時間取引ができる

  • ②多種多様な銘柄の高度な分析ができる

  • ③大口投資家の投資傾向がわかる

  • ④超有料級の投資情報が無料でみれる



①24時間取引ができる



アフターマーケット後ある銘柄の決算発表時、急に株価が動いて、この時に売買できず悔しい思いをした経験はありませんか?

moomoo証券なら24時間取引対応プレ・アフターマーケットも取引が可能で、立ち合い時間後の急な株価変動に対応することができます。

②多種多様な銘柄の高度な分析ができる



空売りデータや市場建玉分布がビジュアル的にわかるようになり、市場心理や投資タイミングを計るのに便利な機能が豊富にあります。

③大口投資家の投資傾向がわかる



他社の分析ツールではなかなかない大口の注文動向が一目でわかります。

機関投資家の売買動向を把握することで投資判断がよりしやすくなります。

④超有料級の投資情報が無料でみれる



日経CNBCなど無料ではなかなか見られない投資情報がmoomoo証券無料の口座開設で見ることができます


約3分で申込完了

moomoo証券


「本ブログは(一定の基準/過去のデータ)に基づき試算を行っていますが将来の投資成果を示唆または保証するものではございません」

かみがも
2019年に投資を始める。ただの会社員が貯金額200万円から現在は金融資産1000万円を突破/投資スタイルは連続増配株投資で債券、金、暗号通貨も投資中/ 取得資格FP3級

ブログ村ランキング

フォローもお願いします

かみがも米国株&仮想通貨投資BLOG - にほんブログ村

人気ブログランキングも参加中です↓

AMD株価がなぜ上がらない

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次