・株式以外の安全な資産に投資がしたい。
・債券は何に投資すればよいか分からない。
今回はこんな悩みを持っている方に向けて投資歴2年、含み益20%以上の@かみがもが解説していきます。
結論から言うと、米国債券がおススメです。
なぜ、米国債券がおススメなのかと言いますと
上記が言えるからです。
では具体的に内容について解説していきます。
米国債券の安全性について
債券とは国や地方公共団体、会社等が、多数の投資家からお金を借りるときに発行する借用書のようなものです。
当然お金を借りる時は利息をつけて返されるわけですから債券を保有していれば、あらかじめ決められた利息を受けとることができます。
そして返済期限がきたら貸したお金が帰ってきます。仕組みに関して簡単に言うと、このような感じになります。
債券の信用格付けについて
債券には信用度を測るために【信用格付】があります。
具体的な格付け指標は下記参照ください。
元本と利息の支払いの確実性が高い債券はBBB以上とされていて、このことを投資適格債券と言います。
一方、BBB以下は信用度が低くリスクが高い債券であり、ハイイールド債と言います。
格付会社S&Pグローバルによると米国国債はAAAと最高ランク。イギリス国債はAA、日本国債はA+となっています。
米国国債がトップクラスで安全とされているわけですね。
米国債券の魅力 利回りが高い
信用力が高いと、利回りが相対的に低くなることは、投資適格債券の特徴です。
しかし、(2019年末)のデータですが米国だけが2014年時と比較して利回りが上昇しています。
米国以外の投資適格債券は利回りが低く正直、投資魅力があまり感じられません。
日本は利回り0%金利は0.05%ですから、投資する価値があると言えるのか疑問ですね💦
米国債券は暴落時に強い
リーマンショックやコロナショック時は株価が一時的に30%以上暴落する場合があります。
株価が暴落すると投資家はリスクを低い債券や金などの安全資産に資金を移すため、リスクヘッジとして米国債券は効果を発揮します。
さらに詳しく暴落時の債権の効果について知りたい場合は下記記事を参照ください。
債券投資のリスクについて
債券にもリスクが発生します。
信用リスク
信用リスクとは、債券の元本や利息の支払いが滞ったり、支払い不能が生じる可能性のことです。
債券の信用を測る指標としてさきほど紹介した【信用格付】が用いれられます。
米国は安全性が高いですが、新興国や後進国の債権は国の基盤が不安定なためデフォルトリスクがあるわけですね。
為替変動リスク
米国債は米ドルでやり取りしますので円高に向かえば利益が減り、元本割れする可能性があります。
これは債券だけではなく株式も同じことが言えます。
債券投資は米国債券ETFがおススメ!
債券投資は直接購入も可能ですが、購入期間や償還期間が決められているため自由に購入は難しいです。
しかし、ETFとして購入すればいつでも自由に売買が出来て、償還期限が異なる米国債券に分散投資できることがメリットです。
ここではオススメ米国債券ETFを3選ご紹介します。 (データは2021/06/20現在)
SPDR®ポートフォリオ米国総合債券ETF【SPAB】
SPABは投資適格債券からハイイールド債券まで、また残存期間も短期から長期まで幅広くカバーしている総合債券です。
格付け構成もAAAが70%で安全性がある債券の比率が高いことがオススメです。
バンガード超長期米国債ETF 【EDV】
EDVは償還期限が25年以上の債権に投資しており利回りも債券の中では高いです。
また暴落時に長期国債は値上がりしやすいため、リスクヘッジとしてオススメです。
EDVの詳細はバンガード社のリンクから
SPDR® ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債 【JNK】
JNKはハイイールド債です。
債券よりリスクはありますがなんと言っても利回りの高さが魅力です。インカム目的で長期保有がオススメです。
JNKの詳細はステートストリート社のリンクから
米国債券投資 まとめ
米国債券の魅力についてこれまでお話ししてきましたがまとめると。。。
- 米国債券は信用格付けAAAで安全性が高い。
- 分配利回りが高い。
- 購入方法はETFでの購入がオススメです、簡単にいつでも売買できる。
米国債券はポートフォリオの一部に組み入れるべきだとかみがもは思います。
最終的な投資判断は自己責任でお願いします。
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