
AT&T【T】の株価と配当金利回りが気になります。スピンオフで減配になりましたが、今後の将来性はどうでしょうか?配当金生活は可能ですか?



AT&Tはかつて連続増配年数36年を誇る高配当銘柄でしたが、ワーナーメディア事業のスピンオフにより減配となりました。通信事業への集中で今後どうなるのか、詳しく解説します!
- AT&Tはどんな会社?
- AT&Tのスピンオフ時期
- AT&Tの業績分析
- ベライゾン AT&T比較
- AT&T目標株価の今後の将来性
上記5つのポイントで順番に説明していきますね。
AT&T(T)はどんな会社?事業内容と会社概要


AT&Tは米国の通信業持株会社。主に携帯電話事業を展開、子会社AT&Tモビリティを通じて米国内の企業や個人に市内・長距離携帯電話、ローミングサービスを提供。また、インターネット接続、専用回線、DSL、IPテレビ「U-verse」、ブロードバンド、IP電話、ウェブホスティングなどのサービスを提供。本社はテキサス州ダラス。
AT&Tは、米国第2位の無線通信事業会社で携帯電話端末の接続サービスを提供しています。
米国シェア率は約27%です。(2020年時点)


事業メインは通信業とメディア事業で、日本で言うと KDDIとWOWOWを合わせたような会社です。
15年には衛星放送大手ディレクTVを490億ドルで買収。18年にはCATV2位のタイム・ワーナーを850億ドルで買収しました。
しかし、メディア事業はストーミング配信でシェアを持つAmazonやNetflix、Disneyとの競争が激化。
厳しい戦いを強いられ、近年は収益を圧迫していました。
2021年5月17日、AT&Tは傘下のワーナーメディア事業をメディア企業ディスカバリーと統合すると正式に発表。



AT&Tはメディア事業の切り離しを決断し、通信事業に経営資源を集中させる戦略を選択しました。この判断が今後の業績にどう影響するかが注目ポイントです。
AT&Tのスピンオフはいつ実施された?ワーナー分離の経緯
2022年3月25日にAT&Tはスピンオフが施行されました。
AT&Tスピンオフ後の株主への影響と注意点
AT&T株式1株につきワーナー・ブラザース・ディスカバリーの株式0.24株を分配することを発表しました。



SBI証券や楽天証券では、スピンオフされた株式は特定口座から一般口座に移管されてしまうので注意が必要です。



そうなんです。一般口座に移管された場合、売却益の確定申告を自分で行う必要があります。スピンオフ銘柄を保有する際は税務上の注意が必要ですね。
AT&T【T】の株価チャートと最新動向
AT&Tの株価と財務状況について見ていきましょう。
2000年に記録した株価57.69$の高値から2022年の現在まで下落し続けています。
AT&Tの業績推移|売上高と利益の安定性を分析


2020年はコロナの影響で赤字に転落しましたが、それ以外の年は安定的な業績で推移しています。
AT&Tの営業利益率推移|収益力の安定性を検証


営業利益は平均15%をキープしており、安定感を見せていますね。
AT&Tのキャッシュフロー推移|配当の源泉を確認


さすが安定的な収益が見込める、大手携帯通信会社だけあって、営業CFは潤沢です。
AT&Tの配当利回りは何%?高配当銘柄としての魅力


配当利回りは6.0%の超高配当。市場全体でもトップクラスの位置にあります。
AT&Tの配当金推移|スピンオフ後の減配と今後の見通し


2021年までは配当金はほぼ横ばいの微増で推移していましたが、2022年スピンオフ後、減配という形になりました。
ベライゾン(VZ) vs AT&T(T) 徹底比較|どちらに投資すべき?
![]() ![]() AT&T | ![]() ![]() VZ | |
|---|---|---|
| 株価 | $18.43 | $44.42 |
| 配当利回り | 6.02% | 5.8% |
| 配当性向 | 70.6% | 51.4% |
| PER | 8.2倍 | 8.9 |
| PBR | 1.1倍 | 2.2倍 |
| 時価総額($) | 131.332B | 186,551B |
AT&Tの最大のライバルのベライゾンとの比較です。



AT&Tは配当利回り約6%と高水準ですが、ベライゾンと比較すると配当性向が高めなのが懸念点です。両社の比較は投資判断の重要なポイントになります。
AT&Tの目標株価と今後の将来性|通信事業集中の効果は?


AT&Tは、メディア事業をスピンオフしたことで、通信事業にリソースを集中させることができます。
これはAT&Tの将来にとって競争の激しい米国市場で携帯通信顧客を獲得することに良い兆候です。
しかし、AT&Tは2021年に1,700億ドルを超える債務を抱えて終了したため、財務の健全性は依然として懸念事項です。
米国の通信市場は飽和状態にあるため、顧客獲得はさらに激化します。
ここから大幅な売上アップは考えずらいと考えているため、株価上昇はあまり期待はできないでしょう。
マネックス証券のアナリスト予想だと今後の目標株価は22~24$を予想しています。
AT&T【T】に対する投資家の評価・口コミ
AT&Tに対する投資家の口コミを紹介します。
事業の安定性や高配当が魅力と感じている投資家が多い一方で株価が軟調なことに嫌気が見られますね。
【まとめ】AT&T(T)のスピンオフ後の投資判断と将来性
最後に所感を言いたいと思います。
スピンオフで負債事業を売却できたことは今後の長期安定経営に寄与しますが、
やはり配当が魅力だった銘柄だけに減配となると投資魅力が薄れてきてしまうのが正直なところです。
AT&Tのトータルリターンが高くないので、投資するならベライゾンの方が今は魅力的だと結論付けたいと思います。



あくまでも投資判断は自己責任でお願いしますね!AT&Tは通信事業に集中することで今後の成長が期待される銘柄です。
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