
金利上昇で、アマゾン株価が暴落中です!
株式分割で買いやすくなるとはいえ、将来性はどうなの?
このような疑問の方へアマゾン株はいまでも買いなのか?銘柄分析をして解説します!
- ①:アマゾン銘柄分析(基本情報)
- ②:アマゾン株価チャート
- ③:アマゾン財務諸表
- ④:アマゾン株価暴落した理由とは?
- ⑤:アマゾン今後の将来性と買うべきか?
これから上記の内容にそって、順番に説明していきますね!
①:アマゾン(Amazon)銘柄分析【基本情報】


アマゾンの基本情報です。
業務内容・沿革


アマゾン創業者は ジェフ・ベゾス
創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が21年7月に退任し、AWSトップのアンディ・ジャシー氏が後任に就任している。(ベゾス氏は会長に昇格)
②:アマゾン(Amazon)株価チャート
アマゾンの株価チャートです。
2022年の年初来から-32.65%の暴落。コロナ前の水準近くまで下がってしまいました。
アマゾン株価日本円だといくら?
2022年12月末時点での株価は$84です。これを現在の為替レート131円(12月末時点)で換算すると1株約11,004円で買えます。



だいぶ割安で買えるようになりましたね…
③:アマゾン(Amazon) 財務諸表
アマゾンのファンダメンタルズ分析です。
アマゾン業績(売上高、営業利益)
画像は大きくできます↓↓


業績は右肩上がりで推移しており、21年まで売上高成長率は20%以上をキープしてきました。
アマゾンのキャッシュフロー表


アマゾンの稼ぐ力は絶大で、毎年営業キャッシュフローを急激に伸ばしてきました。
同時に、投資額もハンパなく、米国設備投資は年間3.7兆円に及びます。
アマゾンのバランスシート


自己資本比率が若干低いですが、問題ない範囲で安定しています。
Amazon株 配当について
アマゾンは配当政策はとっておらず、残念ながら現状は無配を続けています。その代わりに自社株買いは積極的に行っています。
④:アマゾン(Amazon)株価暴落した理由とは?
アマゾン株価が下落した要因は以下にあります。
- 歴史的なインフレでエネルギーコストや人件費の上昇による収益圧迫。
- コロナ解消による消費者のe-コマース離れ。
- 2022年第一四半期の決算ミス。
コロナ直後は外出が制限され、アマゾンを始めとするEコマース需要が拡大しました。
しかし、Eコマースビジネスは現在、多くの課題に直面しています。
外出制限が撤廃されたことによって、従来の店舗型の買い物需要が戻りました。
さらに食料、エネルギー、住宅の大幅な高騰を含むインフレは、米国の消費者の消費マインドを冷やし
結果的にネット販売の需要が鈍化しました。
22年Q1決算報告ではネット通販の成長鈍化に投資家は嫌気をさして、
大きく株価が売り込まれる状況へとなったわけですね。
2022年第一四半期Amazon決算振り返り
直近の2期の四半期業績です。


売上高は前年比7%増の1,164億ドルで2001年以来、もっとも低い成長率で終わってしまいました。
さらにEPSは-7.56で赤字に転落。
電気自動車メーカーのリビアンへ投資損失の要因がありますが、
Eコマース事業の業績が振るわなかったことによる影響が大きいです。
⑤:アマゾン(Amazon) 株価 10年後の見通し


最後にアマゾン株は今後も将来性はあるのだろうか?意見を述べたいと思います。
結論から言うと、アマゾンはAWS次第です。



AWSって何ですか?



AWSとはAmazon Web Servicesの略です。Amazonが提供しているクラウドサービスのことですね。
企業のソフト管理、セキュリティ対策、サーバ環境構築にはクラウドは欠かせなくなっています。
アマゾンはこのAWSの収益が実はかなり好調なのです。
2022年第1四半期のAWS収益は37%増の184億ドルを上げ、利益率はなんと30%を超えています。
クラウドサービスの世界シェアはアマゾンのAWSが33%で一位です。


ネット広告やeコマース事業は競争が激化するなかで、アマゾンは苦戦しており、むしろ収益成長に今は足を引っ張っている状況です。
だから、このAWSサービスを生かして新たなビジネスモデルを展開し収益が拡大すれば
株価の将来性は再び、期待できるでしょう。



最後に投資は自己責任でお願いします。
米国株参考になった本を紹介
上記のような基準で銘柄を選べるようになったのは、米国株本『バリュー投資家のための「米国株」』がとても参考になりました。25年以上連続増配銘柄の分散投資を学べるので米国株で長期投資を始めたい方におすすめの本ですのでご紹介します
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仕事や家事などで、なかなか読書の時間を取れない方はオーディブル(Audible)がおすすめです。
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